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2016.09.23 草木トンネル
日本のトンネル技術は高いといわれています。
たとえば,青函トンネルや鍋立山トンネル,飛騨トンネルなど,
数々の難工事も乗り越えて,無事開通したトンネルは
たくさんあります。

しかし,そんな日本の土木技術を持っていても,
自然の前に敗れ去ったことも多々あるのです。
そんな場所を紹介しましょう。

1609kusagi01.jpg
草木トンネル(くさぎトンネル)です。

かなり山奥のように思われますが,
制限速度が50の立派な高規格道路が完成している・・・ように見えます。
いや,実際このトンネルは問題なく通過できます。
が,問題はその後ろで,

1609kusagi02.jpg
まあ,このような高規格道路が開通しているようにも見えますが,
先の方の青看に位置する交差点まで行ってみると,

1609kusagi03.jpg
あっという間に,離合も困難な林道になってしまいます。
そして,この道路は,ここが目的地であり,
これ以上伸びる計画はありません。
だとしたら,この林道に行くため「だけ」にこのような高規格道路や高規格なトンネルが
できたことになりますが・・・そんなはずはありません!
それこそ無駄ですからね。

そもそも,最初の写真に写っている青看も,ちょっとおかしくないですか?
1609kusagi04.jpg
国道番号(通称「おにぎり」)が消されています。
どういうことでしょう?


ここは,浜松市天竜区水窪で,本来この番号は「152」だったはずでした。
この国道152号線は,ここ静岡長野県境の青崩峠で通行不能となっていたのですが,
これを解消すべく作られたのが,草木トンネルです。
開通は平成6年で,すでに22年経過しています。
問題はその先で,当初の計画では,その先の「兵越峠」をトンネルで通過するはずでした。
が,あまりに地盤が脆弱で,ついにトンネルを掘削することを断念したのです。

もちろん,この判断には,道路の重要性が高くないこともあるでしょう。
交通量が多いのであれば,工費が高くても,掘削したかもしれません。
が,ここはそうではなかったのです。

そして,その後の計画変更で,この先の兵越峠を通る計画ではなく,
青崩峠を通ることになったため,草木トンネルとその前後の高規格道路は
活用されないことになりました。
ここが高規格道路だった理由は,「三遠南信道」の一部だからです。

その青崩峠もしばらく工事が始まらなかったのですが,
ようやく今年の2月に起工式が行われ,
今は工事が行われているようでした(少なくとも長野県側はそうでした)。

一度作った道路をあきらめてまで計画変更することになった,
という意味では,敗北と言ってもよいかもしれません。
このあたりは,周囲から隔絶されたような場所なのですが,この道路ができると,
状況は大きく変わると考えられます。
が,それはいつのことになるのでしょうか?


しばらく更新できずにいましたが,
その間に,PCを買い換えたり,サーバーの不正アクセスがあったりで,
まあ,忙しくしていました。
まだ落ち着いていないのですが,そろそろボチボチ更新したいと考えています。
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Comment:0 | TrackBack:0 | at 02:21
2016.09.03 おおっと
おおっと
1ヶ月更新していなかったので,広告が出ていましたね。
ブログ開設してから初めてのことです。
申し訳ありません。
仕事だけでなく,色々な方面から忙しいのと,まあ,休みはのんびりしていたので,
更新していませんでした。
申し訳ありません。

急いで,地方上級の結果をまとめなければいけなくなりました。
今年は1次の結果は見ていたのですけどね。

しかし,まあおかげで記事にすることはたまっていますので,
徐々にまとめましょう。

ちなみにこの間,最も大きなニュースは,
東京都と特別区の日程が,「5月9日(GW最終日)」に決まったことです。
従来はこの日程でした。
それが,国家総合職などの試験繰り下げに伴い,繰り下がっていたのですが,
国家総合職が元に戻ったことによって,
こちらも元に戻りましたね。
まあ,あり得ると思っていました。

あと,東京都合格発表は驚きでしたね。
と,同時に「来年以降(あとオリンピック以降)大丈夫なの?」
とか思ってしまいますが。

今は移動中ですので,また落ちついたら。
Comment:7 | TrackBack:0 | at 19:31
2016.08.01 8月
国家総合職が終わり,今後結果をまとめつつ,仕事は次の学年へと移り変わっていきます
(講義的にはGW明けからそうなのですが)。

暑くなっていきますが,今年も頑張って行きたいと思います。

最近始めたこと。
ユニット折り紙。
下の作品は,基本なのですが,初めての30枚組。
1608origami01.jpg
まだ慣れていないので,ぎこちないのですが・・・
これで6つ目です。
結構面白いですね。
Comment:0 | TrackBack:0 | at 00:15
国家総合職の合格発表がありました。
取り急ぎ,結果のみ。

最終合格の名目倍率:

(工学)
院卒:3.8倍
大卒:8.6倍
(化学)
院卒:7.4倍
大卒:13.0倍

工学についてコメントすると,工学院卒は,過去最も易しい試験となりました。
これは名目倍率ですので,実質倍率は,ほとんど2次倍率に等しい2.0倍に近いのでは
ないでしょうか。

一方,工学大卒は本当に厳しい戦いでした。
倍率8.6倍は,H.24以来4年ぶりなのですが,
このときは採用抑制時代(H.22-24)でした。
この時代を除くと,なんとH.18以来の高倍率となります。

ちょっと極端すぎませんですかね。
他にも,農業農村工学とか,林学とか,ちょっとしゃれにならない差がありますよ。
(しかもなぜか大卒が厳しいという)
大卒区分には,地上狙いの人も多く含まれますので,倍率自体は大卒の方が高いのはもっともですが,
これは許容できる差を遙かに超えているように思われます。
それは次のデータでもわかります。

1次試験の合格最低点:


大卒:36~39/80
(教養:専門=1:1.2ですので,専門の点数が高いなら,素点合計の合格最低点は低くなります。
通常範囲では36or37になったと思われます)

院卒:26~27/70
(教養:専門=1:0.95です)
→80点満点に換算すると,30~31になります。


(注)実は,公表された通りに計算したところ,上よりも合格最低点が1点高く出ています。
しかし,実際の合否状況を見ると,上記が正しいように思われます。
現在計算ミス点検中ですが(昨年までは正しく計算できていたエクセルファイルを使っているのですが・・・),
実際の合否状況を合わせて上のようにします

まず平均点です。教養,専門共に難しくなったとの評判でしたが,
その通りで教養の平均点は大きく下がっていました。
専門は,教養ほど平均点が下がったわけではないのですが,
まあ,工学の基礎は最近,難しいままですし,専門は科目によって易しかったものも
あったため,下げ幅が小さかったのだと思います。

それにしても,この大卒と院卒の合格最低点の差は何ですか?
1割も違ったら,実力は大幅に下がると思いますよ。それも明白な差として出てくるくらいに。
大卒と院卒を分けていなければ合格最低点は,34~35くらいにはなるのでしょうか?
そうだとすると,合格者の内訳,かなり違ってくると思われます。

さらに注目すべき点として,この制度になって初めて,
2次記述の平均点が,
大卒>院卒

となりました。その差は大きくないようにも見えますが,
でも,2年の差があるのですよ?

まあ,つまり,大学院なんて通っても,意味ないんですよ。
というのは嘘で,これは要するに1次試験の合格最低ラインの差でしょう。
2年の差まで考慮すれば,大卒の合格者の方が,院卒の合格者よりも
相当優秀だと思われます(もちろん全体としての話で,
個々には違うでしょうが)。

正直,大卒,院卒に分かれたこの制度。
もう制度崩壊を来していると言ってよいでしょう。
当初,「大卒は2年の伸びしろを考えて,少々点数が低くても合格できるように」
との配慮かと思いました。それなら分かるのです。
しかし,昨年辺りから顕著だったのですが,もうこれは単純に,
「大学院にお布施をした分,下駄を履かせてあげた」
というだけになってしまっています。
大卒は論文,院卒は討論という試験内容の差もありますが,
文系はともかく,理系の場合,この政策討論も正直言って中身は薄く,
配点を考えても意味はないと思います。
単純に,大卒の優秀な伸びしろある学生を,「院を出ていない」というだけで
落としているようにしか思われません。

各種難関資格試験が,制度を変えて,結局どれもうまく行かなかったのですが,
国家総合職試験もそれに追随した,と言えるでしょう。

本気で総合職に行きたければ,大学院に行けばいいのです。
大学卒なんかで合格狙うのは,非合理的ですね。
まあ,それで官庁訪問が通るかはわかりませんし,
2年後にどうなっているのかは,保証できないですけどね(^^;;
Comment:4 | TrackBack:0 | at 10:51
1号線,という響きには何となくかっこよさ,そして,スケールの大きさを感じてしまいそうですよね。

国道1号線,はいわずとしれた東京日本橋から大阪までをつなぐ日本の大動脈ですしね。
そういえば・・・東京都道1号線,というのはあまり聞かないし,地図を見ても見当たりません。
まあ,都道の場合,通称で呼ばれることが多く,番号で呼ばれることは少ないのですが,
実は存在しないのです。
それは,国道の1号線と混同しないようにというのが理由です。
同じような理由で県道1号線が存在しない自治体は他にもあります。
僕が今いる滋賀県もそうですね。滋賀県道2号線は・・・まあ,毎日のようにお世話になっていますよ。

さて,そんな県道1号線の中でも,「愛知県道1号線」に「丸山トンネル」が存在します。
では,写真をどうぞ
1607maruyamat01.jpg
ってなんだこりゃーー。

一応,車を停めて撮ったのですが・・・まあ,中は湿っていますし,補正もうまくかからないし・・・。
・・・県道1号線なのに・・・・車1台の幅しかありませんよ・・・。というかずっとこんな道が20km近くも続くのですよ。
一応ここは待避所ですれ違いは出来ますが
そう,ここは,ただの県道ではない,「険道1号線」なのです。

その筋では有名な道で,静岡県道1号,愛知県道1号,長野県道1号が
みな同じような1台分の幅でつながっています。すべて特上の「険道」です。

場所はこちら。

佐久間ダムという非常に有名なダムの脇を通る道です。
ダムを渡ってすぐのところに丸山トンネルはあります。
なぜこれが1号線か・・・県境をまたぐ県道の場合,途中から番号が食い違わないように,
お互いの県で番号を一致させるのが常なのです。
そして,その1番目がたまたまここなのです(3県を通る県道も珍しいのですが)。
だから,1号線といってもとんでもない道なのです。

このときはほとんど写真を撮っていないのですが,
単に狭い,危険(落ちたらダム湖に転落確定)というだけではなく,
うんざりするほど長い道でした。
検索すれば,もっと詳細なページが見つかりますよ。
1607maruyamat02.jpg
これはようやくの思いで,ダム湖をすぎて初めての集落が,
対岸に見えた様子です。
ここもすごい山腹に集落がありますが,実は,トンネルでないとアプローチできない集落です・・・。
(電車好きの人はよくご存じですよね。あの飯田線「大嵐駅」から旧線を通って行くところです)

というか,なんでこんなところに迷い込んでいるの?
ということですが,実はこのときは飯田に向けて急いでいました。
他にお目当ての写真を撮りに行こうと思っていたのですが,
時間に間に合わず,1カ所パスして,それでも時間ギリギリという感じでした。
だから,落ちないように気を付けつつも,少々焦りました。
それが写真が無い理由でもあります。
ただ,さすがにこの道,結局,次の集落を通るまですれ違った車は2台。
1台はおそらく管理の人ですし,もう1台は集落のほんの手前でした。

険道であることは知っていたのですが,
カーナビで佐久間ダムまで来ているのに,別の道に迂回しろと言われて
「いやいや~」
と思っていたのですが,実際それが正解だったようです。

ただ,本当の恐怖は,その対岸の道にあります・・・廃道ですが。
Comment:0 | TrackBack:0 | at 04:14